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2022年12月01日 [店舗]

銀座腕時計専門店納品

jyuuki
使用材、オーク突板、無垢板、MDF、鋼板、真鍮無垢材
塗装、ウレタン着色塗装、クリア塗装、塗りつぶし、金色塗装
その他、飛散防止シート貼り強化ガラス、ライン照明、フェルト、ラムース、鍵等

銀座4丁目にある腕時計専門店様に什器納品させていただきました。材料盛りだくさんですね。面形状も少し複雑で取り付け方法も難しい箇所多かったですが出来上がったものはスッキリしていると思います。

写真は工事中のもので解説は特にありません。ありがとうございました。

銀座四丁目交差点までかなり近い距離にある路面店で本当にいい場所にあるお店でした。
俗っぽいですが銀座四丁目と言えば公示地価で日本一高い場所ですね。

歴史をざっくり説明すると銀座というのは「銀を扱う座(商業組合)」で銀座は鋳造と両替の為、火事に強い街づくりをしてきました。 なんかブラタモリみたいですね。というわけもあったと思うのですが昔は川に囲まれており、その範囲は今で言うとだいたい首都高速道路のC1部分から銀座に迂回するKK線の真下で蓬莱橋、新橋、土橋から数寄屋橋通って新京橋に行く道でそこそこ存在が意味不明な無料高速道路部分と地下に何度も潜る昭和通りが川があったところです。当時は銀座へ行く道は地続きの場所はなく全て橋だと思います。橋の内側が当時の銀座でその真ん中あたりが四丁目交差点だったみたいですね。

明治初めに新政府は日本の玄関としての役割と火災対策の為、日本初の不燃建造物の西洋風煉瓦建築を銀座に計画しました。
このあたりの街並みと建築内装がいわゆる大正浪漫という和洋折衷の基でインテリアライフスタイルでも大正ロマンとか大正モダン、昔は昭和レトロとかも言われていました。
taisyou
以前別の現場で工事させていただいたものですがこんなイメージです。

そう考えると今回の什器も商品を鋼板や真鍮、ガラス等9割以上を不燃材で囲っていて面形状をクラシックのものにしているので感慨深いものがあります。


というわけであと一回ぐらい更新するかもしれませんが多分これで今年のブログ更新は終わりかなと思います。
なんとか今年も年を越せそうです。ありがとうございます。

今年途中から更新頻度を落としたので石川県の金沢や富山県に工事に呼んでいただいたことや隠し階段のお手伝いさせていただいたこと、変形ベンチの製作など色々書きたいこともあったのですが来年書いていければいいなと思っています。

ちなみに昔水戸偕楽園の脇で工事したときに偕楽園は行ったことあったのですが、石川兼六園と岡山後楽園は行くことはないだろうなとは思っていたので兼六園の夜間開園で入れたのは嬉しかったです。来年どこかのタイミングでブログあげたいです。ちなみに岡山県は虫明のプライベートハーバーに家具工事で行ったことはあるのですが遠すぎるのと体力の限界で普通に無理でした。

あと来年は今年より美術館行く頻度増やしたいなと思います。今年9か所ぐらいでしたから。そういえば国宝展はうっかりしてて気づいた時には完売していて入れなかったので遊びに来る人も増えたんだなと思いました。

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